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Simulations非線形力学 |
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脳波データは,計測と記録に使用されたハードおよびソフトウェアによって異なるデータ形式で格納されます.詳しくは調べていませんが,edf
ファイルだったりeeg
ファイルだったりです.それぞれimportの仕方が若干違うので注意が必要で,場合によってはそのために別途pluginを引っ張ってくる必要があるので自分のデータ形式に合わせて適宜頑張ってください.
さて,インポートとはデータの読み込みのことです.EEGLABにこれから解析する脳波データを読み込ませる作業ですね.簡単です.
ここでは,Brain Visionの形式である .eeg
ファイルを読み込む方法を紹介します.こいつが一番多いんじゃないですかね?
EEGLABを開いて,
File -> Import data -> Using EEGLAB functions and plugins -> From Brain Vis. Rec. .vhdr. or .ahdr file
をクリックします.余談ですけど,EEGLABのUIの嫌なところってこの作業注にカーソルが外れるとメニュー閉じちゃって選びなおしさせられるところなんですよね...ストレスがマッハなので修正してほしいところです.
さて,クリックするとファイルを選択する画面に遷移するはずです.
ここで,読み込みたい.eeg
ファイルに対応する.vhdr
ファイルを選択します.
対応する.eeg .vhdr .vmrk
ファイルはすべて同じ場所に置いて,名前も同じにしておいてください.記録時にデフォルトでそうなっているはずなので,絶対に違う名前にしないように.
.vhdr
ファイルが選択されたら,同じ名前の.eeg .vmrk
をEEGLABが読み込みにいきます.名前を変えちゃいけない理由はこれです.
ちゃんとしたデータになっていれば
こんな画面が出てきます.どのチャンネルの脳波データを読み込むかとかなので,通常は何もしなくて良いです.書いてある通り,何も記入しなければ全てのチャンネルの全てのデータを読み込んでくれます.なので空欄のままOKを押します.
少し読み込みに時間がかかります
...Now loading...
読み込みが終わるとこんな画面が出てきました.これは,読み込んだデータセットになんて名前をつけるかです.EEGLABは読み込んだデータを色々といじっていくわけなので途中途中でデータセットとして保存しておくことができます.今回は1人目の被験者の生データなので,sub1と名付けておきましょうか.OKを押します.
以上の手順で無事に脳波データの読み込みが出来ると,EEGLABの画面に変化が表れます.先程まではよく分からないことが表示されていたところに,channelの数だとかepochだとかといった項目が表示されるようになったと思います.これでデータのimportは完了です.
インポートできた画面の見方を確認しておきましょう.青い部分から見ていきます.
一番上の#1: sub1
は一つ目の,sub1という名前のデータセットを読み込んで表示しているという意味です.
.vhdr
やデータセットsub1
のことではないので,今はnoneになっています.ではどんなファイルかというと,EEGLABで読み込んであれこれ弄ったデータセットを.set
として保存したものになります.保存の仕方はあとで..vmrk
にはいっているので,おかしかったら.vmrk
の確認をしてください..vhdr
には電極位置の情報はなく,電極名だけが記録されています.よって今はNo(labels only)となっていますね.これもあとで読み込みます.そのほか,上に表示されているメニューバーはこれから下処理とかやっていくときに触ることにしましょう.
次はいよいよ解析...の前に面倒だけど大事な大事な下処理をやっていきます.
下処理の方で確認しますが,ある程度作業が進んだらその時点でのデータを.set
形式で保存しておくことができます.
この方法を使って保存したものを,後からもう一度EEGLABで読み込みたい場合の操作です.
File -> Load existing dataset
からファイルを選択します.
これでファイルを選択し,開けばOK.保存した時点でのデータセットが再現されます.
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